うままる競馬日記

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【英オークス】 ディープインパクト産駒のスノーフォールが16馬身差の圧勝

英オークス(G1 芝2410メートル)は6月4日、英エプソムダウンズ競馬場で行われ、ディープインパクト産駒のスノーフォール(牝3、愛 A.オブライエン)がレース史上最大着差となる16馬身差で圧勝した。

  

レースは雨の中、14頭立てで行われ、スノーフォールはランフランコ・デットリー騎手を背に道中は後方を追走。楽な手応えで最後の直線に入り馬群から抜け出し、先頭に立つと一気に後続を突き放し、2着ミステリーエンジェルに16馬身差をつけて圧勝した。

 

通算成績9戦3勝、GI初制覇。2歳時は7戦1勝で昨秋の英GIフィリーズマイルでは同厩舎のマザーアースとの前代未聞の取り違え事件(3位入線と思われたが、実際は8位入線=後日8着で確定)があった。

今年初戦となった前走ミュージドラS(G3)3馬身3/4差で快勝して重賞初制覇。そしてこのレースに駒を進めていた。

 

スノーフォールはクールモアグループがオーナーでアイルランドのA.オブライエン師の管理馬。

ディープインパクト、母ベストインザワールド、母父ガリレオの日本産馬。

  

オーナーのクールモアグループが、ガリレオ産駒の母ベストインザワールドを、日本に送り出しディープインパクトと交配し誕生したのがスノーフォールだ。その後スノーフォールはアイルランドへと渡った。

 

この勝利を受けて欧州の主要ブックメーカー凱旋門賞(10月3日、仏パリロンシャン、GI、芝2400メートル)で1番人気となっている。